2006年05月25日
リンゼイのスタイル
男子ならグーガだが、女子ではリンゼイ・ダベンポートが好きなプレイヤ-だ。
今月(今本屋に並んでる)の「テニス・マガジン」に長めのインタビューが掲載されていて、興味深く読んだ。
「私は芸能人でも、セレブでもなく、ただのテニスプレイヤー」という彼女。
そんな自分をVIP扱いしてくれた大会関係者にいつも礼状を出しているという。
勝利を目指すトップ・プロでありながら、普通の生活人としての常識も忘れない。「素敵なお姉さんになったな」と思う。
10代のデビューしたてのころは、顔や体もイカツイ感じで、パワー依存のヒールタイプの選手という印象を持っていたが、それがどんどん変わっていった。
ウィンブルドン決勝に何度も出ている彼女、優勝もしているが、負けた回数の方が多い。
試合後、表彰式前の様子もテレビ中継されるのだが、いつも彼女のフランクな人間性が伝わってくる。負けると、くやしくてタオルに顔をうずめて「だれとも話したくない」といった態度をとる女子選手がいるが、彼女は違う。
笑顔で勝者を称え、大会関係者の問いかけにもきちんと受け答えしたりして、表彰式までの時間を過ごしている。「負けたときの謙虚な態度を大切にする」ことを信条にしているのだ。
家族を人一倍愛している一方、よく女子選手にありがちな、家族がツアーに同行してレフェリーなどに悪態をつくようなことは「かんべんして」という。自分の人生だから、時間がかかっても自分の考えで切り開いていくのが、彼女のスタイルだからだ。
マスコミやスポンサーを巻き込んで、人気先行、ルックス重視、勝つこと・稼ぐことがすべて的な風潮が女子テニスには蔓延しているが、そうした雑音とは一線を画しているリンゼイ。度重なるけがに悩みながら、10数年もトップ選手を続けていることは尊敬に値する。
今月(今本屋に並んでる)の「テニス・マガジン」に長めのインタビューが掲載されていて、興味深く読んだ。
「私は芸能人でも、セレブでもなく、ただのテニスプレイヤー」という彼女。
そんな自分をVIP扱いしてくれた大会関係者にいつも礼状を出しているという。
勝利を目指すトップ・プロでありながら、普通の生活人としての常識も忘れない。「素敵なお姉さんになったな」と思う。
10代のデビューしたてのころは、顔や体もイカツイ感じで、パワー依存のヒールタイプの選手という印象を持っていたが、それがどんどん変わっていった。
ウィンブルドン決勝に何度も出ている彼女、優勝もしているが、負けた回数の方が多い。
試合後、表彰式前の様子もテレビ中継されるのだが、いつも彼女のフランクな人間性が伝わってくる。負けると、くやしくてタオルに顔をうずめて「だれとも話したくない」といった態度をとる女子選手がいるが、彼女は違う。
笑顔で勝者を称え、大会関係者の問いかけにもきちんと受け答えしたりして、表彰式までの時間を過ごしている。「負けたときの謙虚な態度を大切にする」ことを信条にしているのだ。
家族を人一倍愛している一方、よく女子選手にありがちな、家族がツアーに同行してレフェリーなどに悪態をつくようなことは「かんべんして」という。自分の人生だから、時間がかかっても自分の考えで切り開いていくのが、彼女のスタイルだからだ。
マスコミやスポンサーを巻き込んで、人気先行、ルックス重視、勝つこと・稼ぐことがすべて的な風潮が女子テニスには蔓延しているが、そうした雑音とは一線を画しているリンゼイ。度重なるけがに悩みながら、10数年もトップ選手を続けていることは尊敬に値する。
してほしいです。応援しましょう。